![]() 今回はハックで定期的に行われている、コウケツ氏のお馴染みの企画「DEVOUR PRESENTS」(5/26)をお送りします。今回はいつもとは少し違ったスタイルで、ある意味マニアックな内容だった。別名「横浜ナイト」。 なんとお客さんが僅か5人という不安が漂う中スタートとなった、変則形最速ハード・コア・バンドCIRCLE。約1年振りのハック登場です。マイペースな展開の中、感情という声で叫ぶ姿が印象的だった。 ![]() ![]() 店内から歓声が聞こえ始まったのは、横浜ハードコアスタイルバンド界の代表格THE MAD MISSION(ex:D.R.Y)。ふと覗くと疎らに散ったかんじにいたお客さんはステージ前に集まっていた。残念だったのは最後のハプニングでお客さんは少し物足りなさそうにしてる中終わってしまった事。 ![]() そしてこの日唯一異色なカラーを放っていたのは、ダークさ全開の中始まった無我。シュールでいて尚かつストイックさを感じさせるライヴだった。無我の世界観がいっぱいに溢れだした店内。そこにいるみんなは無我ワールドに吸い込まれている様だった。 ![]() 残すところ、あと2つ。雰囲気はガラリと変わり、気迫という爆弾を抱え迫力満点のステージアクションという爆発噴射スタートした、ハック初登場RAW RIDE。最速リズムを刻んだテンポで繰り広げる音は不思議と乗せられてしまう感じだった。 いよいよラストの登場となった、痛快最速御機嫌系ハードコア・パンクロック・バンドREAL SHIT。これまた初登場。何故か妙に親近感が湧いたのは私だけだろうか。決して、「名古屋サイコー!!」と叫んでいたからではなくて、なんとなくそう思えた。ライヴ・パフォーマンスとも言えるステージングは、体と楽器を自由自在に操っているようなアクション。それでいて、演奏の抜群さにア然だった。 ![]() 終わってみれば、マニアの中のマニア、好きモノのみが集まってた。もっと入っていいのに・・・と寂しさが募った。でもお客さんは少なかったが、密度の濃いカンジとも言える深いお客さんばかりだった。そんなハイレベルな人たちにみせたライヴは最高に熱かった。 (HUCK FINN STAFF)
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